高度経済成長期以降は、東京を代表する繁華街としての地位は山手線沿線の新宿、渋谷、池袋などに譲ったが、現在も下町情緒を感じさせる観光地として賑わっている。とくに三社祭をはじめ、入谷朝顔市、隅田川花火大会や羽子板市など、伝統的な年中行事には全国から観光客が集まる。1981年からは、町おこし策として本場ブラジルのノウハウを模した浅草サンバカーニバルを開催。2005年にはつくばエクスプレスが開通し、ますます交通が便利になった。では、住宅地としての浅草の評価はどうか。浅草駅の周辺は、誰もが知る江戸期からの市街地であり、日常的な生活利便性についてもまったく問題ない。時代の流れから取り残されたイメージが強いが、逆にいえば、昔ながらの下町気質や粋な暮らしぶりに憧れる人にとっては最適といえなくもない。このエリアのセールスポイントはここに尽きる。
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