テレビを観ながらゴロ寝という、多くのサラリーマンの伝統的な休日の過ごし方にも変化の兆しが出始めている。家族の者から粗大ゴミ呼ばわりされては、せっかく建てたマイホームも男たちにとって決して居心地のよいものではないだろう。週休二日制の浸透、夏や冬の休暇の長期化などにともなって、充実した休暇の過ごし方がテレビや新聞などをにぎわしている。また、働き蟻・企業戦士型のサラリーマン像が、少数の企業ではあるが敬遠される風潮も出始めている。
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しかし、休暇の増加で在宅時間をたっぷり与えられるようにはなったものの、家は狭くて自分だけの書斎などまして持てない。外に出かけるにしても観光地は混雑しているし、交通費を含めて費用もバカにならない。サラリーマンの休暇の増加のうねりは、急速にやってきたが、主役であるはずのサラリーマンの方は休暇の過ごし方をいまひとつ自分のものとしていないというのが現実である。中には、休日が苦痛だという「休日症候群」に陥るサラリーマンさえも出ている。サラリーマンライフの新しい模索の時代がやってきたのだ。